夏フェスで見たラッパーに感動した感想
洋楽と邦楽が入り乱れる2大夏フェス、フジロックとサマソニに行った感想まとめ。
お金がキツいのでどちらも一日だけ。
見に行ったライブ
フジロック2日目(土曜)
サマソニ2日目(日曜)
今年の夏はアツいということは冬が終わるころからわかっていた。
それはKendrick RamarとChance the Rapper1が来るからだ。
(以下ケンドリックラマー、チャンスザラッパー)
ここで誰やねんってなってる人は、今すぐ名前だけでも覚えて帰ったほうがいい。
この二人は、海で言えばシャチとイルカぐらいだ。
サメやマグロになろうとしてるラッパーは多いが、このへんを目指す哺乳類(魚類)はいない。
それぐらいオリジナルだ。
それが隅田川に現れるなんて!!という感動があった。
語弊があるといけないからわかりやすく言うと、 将棋の羽生さんと藤井くんみたいな感じ。でも周りのラッパーはチェスやボクシングで戦っているみたいな。
はい。
ラッパーの比較
二人の何がすごいかは、まとめて2つ。
やっぱり他に似てるタイプがいないってのが大きいですね。真似できない。 歌詞にもテーマ性があって、
ケンドリックラマーは、
「ヤバすぎるオレ」「でも人生はクソ」「おまえらはどうだ」「生きるぞ」
とカッコよくも共感を呼ぶタイプで、
チャンスザラッパーは、
「親、ばあちゃんや周りの人、神に感謝」「ラブ&ピース」「苦あれば楽あり」
といった勇気がもらえるタイプ。
2018夏に日本で見たライブも、
一方は、カッコよさを前面に出し、途中で謎のカンフーバカ一代3を挟みながらもスター性を惜しみなく振るったケンドリックラマー。
もう一方は、聴衆とかたくなに一緒に歌おうとして最後の最後に大合唱でおっしゃ!といった表情を見せたチャンスザラッパー。
二人のステージは対照的ながらも、どちらも素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
二人ともいまのヒップホップの王道からは外れていることが功を奏して、日本でも好感度高め?なのではないだろうか。
なかなか普通のオラオラも難しい4。こっちも一介の町人なので...生い立ちは重ねられない。
他に見て良かったアーティスト
フジロック
Skrillex、PUNPEE、The Avalanches、最奥地のテントで踊るアーティスト&DJの皆さん
サマソニ
BAND-MAID、Higher Brothers、Tom Misch、Jess Glynne、Paramore、野外でのDJ YonYon
どれも夏の思い出になった。見たいのが同じ時間に被りすぎ。
音楽リンク5
良記事。