Nazomem

謎をなぞっていくブログ

E-sports観戦は難しい

E-sportsという名前で観客を巻き込む形をとって単純なプレイヤー以外にも好きになってもらうという構造は、このゲーム配信全盛の時代にふさわしいモデルだ。PCゲーム市場で最も強いジャンルはMOBA (LOLやDotaなど)だろう。FPSや格ゲーなども盛んだ。DTCGのHearthstoneはおすすめのゲームだ。

そういったゲームで選手を選手たらしめるものは当然ゲームの上手さだ。それは徒競走や水泳におけるタイムといったような1変数で評価できるものではない。戦略や読み合い、判断力や正確な操作、チーム戦ならば意思疎通も必要だろう。これらはサッカーやラグビーなどに求められる能力となんら変わりがない。尊敬すべき才能だ。

しかし選手の上手さとそのスポーツの凄さは切り離して考えるべきだ。つまりルールを知ってて上手い!っていうのと、ルールを深く知らない場合に見てすごい!と感じることは違うということがいいたい。競技人口を考えるのであればルールを知らない人目線で考える必要はある。

ゲーム観戦で初見がすごいと感じづらいと思った3点を挙げてみる。

  • ルールの難解さ
  • 身体との結びつきの弱さ
  • そもそも競争型を好まない
ルールの難解さ

これに関しては野球とかアメフトも難しいのであまりいい理由ではない。慣れもある。

身体との結びつきの弱さ

やはりこれか?ゲームだという偏見から、人間の身体の極限を追求する凄さがわかりづらい(舐められる)かもしれない。野球やサッカーのスーパープレイに比べて見ててわかりづらいのでは?って思ってしまう。囲碁将棋やカードゲームはそういうものなのでしょうがないがMOBAやFPSに関してはプレイヤー自身のアクションにもっと派手さが必要か。すでにめっちゃ忙しそうだが。

絵画などのLive Performanceという手段を参考にすれば見てる方も楽しめるのではという思いつきを得た。 操作自体が派手で繊細といったものだ。 …微妙だ。

競争型を好まない

競争して勝つのではなく表現を評価するというスタイルを好む場合。体操やダンス、X-sports(スケボとか)みたいなものか。 マインクラフトで制限時間内に良い建物を作ると言ったような自由度のある競技が当てはまる。こういう方がもっと盛り上がっても良い。

MOBAで魔法をコーディングして生成して戦うってのはどうだろうか?マウスでカチカチやるよりキーボードばちばち打つ感じで。 と思ったらすでにこういうのがあった。

CodeSpell

一人用プレイ、マルチプレイか。2次元でもよかった。

思いつきなのでこんなところで。


ここではカジュアルゲーマー、面白ゲーム配信、一人用については考えておらず、それらについては全然別。 またVRやHololensなどのMRで状況は変化しそう。