Nazomem

謎をなぞっていくブログ

『イノベーション』をふわっと理解する本

イノベーション』って具体的にいうと結局何?

と疑問に思った我々はその謎を解き明かすべく、Amazonの奥地へと向かった。

しかし『イノベーション』ってタイトルに入ってる本が関係するとも限らない。

ではイノベーターが勧めている書籍の中に、ヒントが隠されているのでは!




導入終了。 ということで今まで読んだ中で有名な人が勧めてて評判も良く、かつ自分でも今まで読んできてイノベーションに関係あるのではという本を読み直した。勧めてたのが誰だったかは覚えていないが飲み屋で会った社長とかではない。 全部ありきたりだがそれほど感銘を受けた本を載せる。

黙ってシュンペーターの本を読むのがいいのだが…難しい漢字が多すぎ

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

持続的イノベーションと破壊的イノベーションについて実際の事例を用いながら説明。 これを読むと新興企業のチャンスも存在しているんだなということがわかる。 実際にGAFAMは内部外部でゴリゴリ破壊的イノベーションを自主的に行なっているから恐ろしい。

Zero to One

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

主張がアツい。 筆者自身がイノベーターで、他の自伝などとは桁違いの圧がある。ただの逆張りでもない。 頭でわかっても実践できなさそうなこと、知力だけでなく肝っ玉や嗅覚が違うんだと感じた。

コンテナ物語

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナという一技術に着目して業界の変化や規制、複数企業の栄枯盛衰をまとめている。 技術、市場、制度がかけ合わさって業界全体が成長するということがわかる。コンテナ業界といっても少なくとも10年見ないと始まらない時間感覚かぁ。 こういう一技術に特化してその周囲を歴史とともに……という形式は面白い。

銃・病原菌・鉄(上)(下)

下のブログでも書いたが、感染症の伝播について一時期ハマってその際に感染症ということで読んだ。

nazomem.hatenablog.com

ある意味では鉄や銃も技術革新なのでここに。 個人や一企業、一国家だけではなんともし難い力学があるのかなと。少数のプレイヤーが牽引するものでもあるけど。 地理上の位置関係(地政学)は多分に影響することがわかる。



雑な紹介だけどメモ書きなので許して。 この4冊はそれぞれのジャンルで質が高めなので、下手な定義解説よりふわっと理解できた。

でも読むだけじゃなくて、行動でイノベーションに関わる何かを起こしてかないと何も意味ないんだよなぁ…(自戒)
ブログ書いてても自己満足以外の何ものでもない。 コード書きます。