Nazomem

謎をなぞっていくブログ

『日本語の作文技術』メモ

文章の書き方の本である、『日本語の作文技術』についてまとめる。 自身の人生で会った人物のうち、最も強い人1からおすすめしてもらった。(「筆者は好かないが、テクニックは為になるよ」というツンデレ助言つき)

ブログ書く上でもテクニックは必要なので、重要な序盤についてメモっておく。

本の概要としては、文章のわかりやすさに注力した内容となっている。 会話→文章、観察→文章、と変換する際に情報量が変化するため、読みやすい書き方を心掛ける必要がある。


テクニック

修飾語
基本的に主語と述語は近づけた方が良く、修飾語は直前に置く。
節→句の順
修飾語は長い→短い
大状況→小状況、重要→非重要
修飾語と被修飾語の相性、親和性

記号
「」: 引用、他コミュニティの用いる言葉
””: 本当はそうじゃないこと、いわゆる

長い修飾語の切れ目にテン(、)をうつ
重要でないテンはうたない
語順が逆の場合はテンをうつ

段落→マル→テンの順で文章は木構造になっていることを意識する。


あと後半で述べられた自戒しなければいけないポイント。

  • 紋切り型の文章は反吐がでる

  • 受け身を安易に使うな

  • 自分で笑うな、感動するな

  • 体言止めを愛用するな

  • 時制に気をつけろ


耳も頭も痛い。

感想

論理的じゃないのは日本語ではなく書き手だ、という主張から日本語話者として誇りを持つことができた。
昔『理科系の作文技術』を読んだが、全然身についていないことを再認識した。プログラミングと同じで書き方大事だな。

blogでは話し言葉で考えたことをそのままぶつけているため、文章として変換する時に改善できればいいのだが。(自分が書いたものを読み返すとやはりわかりにくい...。)



意識して生きたい。
とはいえ、散文を書きたいという邪な気持ちも少しあるから難しい。
あとブログの場合は、段落の最初一文字空けなくてもよい?気がしてきたので改行で誤魔化そう。


正確に内容を読み取りたい人はこちらから。


  1. この人以上の人間と会えるのかなれるのかは超前向きに言っても今後の自分次第だ。という希望を持たないとやってられない。