今さら今年の抱負
世知辛い現実がひと段落?したので宣言します。 退路を断つ。
掲げる目標は3つ。
仮想空間(VRChat)デビューする
ラップする
DAppsを作ってみる
そのうち上二つは3月までにやる。Viveを買ったこととUnityは昔いじってたことからなんとかなると信じている。ラップはクソみたいなクオリティでもとりあえずネットにあげる。今まで音楽しかあげたことがないため声の録音の勝手はわかっていない。
3つ目は今年中という今から消極的な目標......。なんでやりたいかっていうと音楽だけでなくコンテンツ全般において著作権や協業のあたりで分散型が必要になってくるという点と、単純に分散っていう響きにロマンを感じるという点から。ただ勉強が全然足りないのでもっと本やwebで知見増やさないといけない。おそらくイーサリウムを使うんだけど、何作るかも決めてないから不安しかない。まずsolidity覚えないといけない......。
他にもやらなきゃいけないことは盛りだくさんだが、
「やらなきゃいけないこと<やりたいこと」で、人生を回していく。
(多動症の気があるが気にしない。)
とりあえずやって書く。 その間にも音楽については思いついたら書く。
『日本語の作文技術』メモ
文章の書き方の本である、『日本語の作文技術』についてまとめる。
自身の人生で会った人物のうち、最も強い人1からおすすめしてもらった。(「筆者は好かないが、テクニックは為になるよ」というツンデレ助言つき)
ブログ書く上でもテクニックは必要なので、重要な序盤についてメモっておく。
本の概要としては、文章のわかりやすさに注力した内容となっている。 会話→文章、観察→文章、と変換する際に情報量が変化するため、読みやすい書き方を心掛ける必要がある。
テクニック
修飾語
基本的に主語と述語は近づけた方が良く、修飾語は直前に置く。
節→句の順
修飾語は長い→短い
大状況→小状況、重要→非重要
修飾語と被修飾語の相性、親和性
記号
「」: 引用、他コミュニティの用いる言葉
””: 本当はそうじゃないこと、いわゆる長い修飾語の切れ目にテン(、)をうつ
重要でないテンはうたない
語順が逆の場合はテンをうつ
段落→マル→テンの順で文章は木構造になっていることを意識する。
あと後半で述べられた自戒しなければいけないポイント。
紋切り型の文章は反吐がでる
受け身を安易に使うな
自分で笑うな、感動するな
体言止めを愛用するな
時制に気をつけろ
耳も頭も痛い。
感想
論理的じゃないのは日本語ではなく書き手だ、という主張から日本語話者として誇りを持つことができた。
昔『理科系の作文技術』を読んだが、全然身についていないことを再認識した。プログラミングと同じで書き方大事だな。
blogでは話し言葉で考えたことをそのままぶつけているため、文章として変換する時に改善できればいいのだが。(自分が書いたものを読み返すとやはりわかりにくい...。)
意識して生きたい。
とはいえ、散文を書きたいという邪な気持ちも少しあるから難しい。
あとブログの場合は、段落の最初一文字空けなくてもよい?気がしてきたので改行で誤魔化そう。
正確に内容を読み取りたい人はこちらから。
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この人以上の人間と会えるのか
なれるのかは超前向きに言っても今後の自分次第だ。という希望を持たないとやってられない。↩
Jacob Collierという人間拡張音楽家
Jacob Collierという天才を知っているだろうか。
そして彼が人間拡張を体現しているということにお気づきになられただろうか。
...は?
というわけで以下の二つについて軽く紹介するので興味を持ったらどうぞ。
1. Jacob Collierってどういう人物か
2.人間拡張とはどういうことか
1. Jacob Collierとはどういう人物か
ジャズ界出身なんでもござれの現在23歳。2014~15年に出てきてからどんどん有名になって、2017年にはグラミー賞とってる。 何が凄いかをまとめると、
という点だ。
まずみてもらえれば凄さがわかる。しかも生ライブでも遜色ない。
他に人のカラオケ投稿にアレンジとしてコーラスを添えて動画を製作する試みもやっていて視聴者参加型で楽しい。相変わらず顔はうるさいが。
そしてそもそもハーモニーが異なる。
ネガティブハーモニーなど理論側に関してはこれらを見れば少しわかる。漠然としかわかってない
両方英語だけど日本語字幕を有志でつけてる違う動画もどっかにあったはず。
これらを可能にしているのが、多重録音と音楽作成ソフト、動画作成ソフト、オートチューンなどなど諸々の技術。
当然楽器も完備。鬼に金棒とは言ったもので、これらを誰かから渡されてもここまで活用できない。
ギターやボイスパーカッションの一人多重録音も最近では当たり前になってきた時代だから、驚きポイントは決してここではないのだが。
それにしても自分の表現のためにここまで身につけるのか。
ということで次の話へ。
2.人間拡張とはどういうことか
ヒューマンオーグメンテーション(Human Augmentation)とかIoA(Internet of Abilities)とかって名前にもなっている。(厳密には言葉の定義なのでズレはあるかも。)
暦本純一氏(東大、ソニー)が提唱している概念で、アホっぽくいうと人間の能力を技術で強化してビビらずポジティブにやっていこうという感じ。
最初はまあそりゃそうだよねって気持ちしかなかったし、流行りの人工知能、ロボットやVRとかでしょ?って思ってたがJacob Collierを見て「あ、やべーな」って直で感じた。「ひとりでできるもん」になってると。この世は指数関数なので、自分が1→10をやっている間に雲の上の人たちは1→1000で生きてて、技術を使うことでさらに1000→1000000になる。
これは困った。
というわけで技術を眺めながらも自分のやりたいこと、できることを適当にやっていくというスタンスが結局は求められるんじゃないか。金を追うのもいいけど金は金でしかないし。遊んで暮らしたい。
米津玄師などのボカロPも一種のそれで、彼もそろそろ初音ミクとのデュエットやるんじゃないかとは期待している。DAOKOもいいけど。
前書いたがミックホップについてもそこに感心したし、一方でラップは人間の残された牙城の一つであってほしいと願ってはいる。
最近出てたんですが、高すぎて絶対に個人で買えないですね。というかこんな値段の本amazonで初めて見た。
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自分はマジで部外者で回し者でもなんでもない。とにかくJacob Collierについてこの視点で言及したかった。augmentedって響きかっこいいよね。
ブログについて、安易に英語を使わずタイトルはカタカナを使うぞというポリシーはあるが、人名や地名はなるべく現地語で書きたい。