Nazomem

謎をなぞっていくブログ

インフォグラフィックスが面白いメディアまとめ

Infographics。Data visualization? 色々定義が違うみたいだが割愛。

Data Visualization Vs. Infographics | Killer Infographics
データビジュアライゼーションとインフォグラフィックの違い – GUNMA GIS GEEK

タイトルに英語入れるのは極力避けているが、カタカナ長いのもくそダサい。

様々な分野で大量のデータを収集して利用する時代になって久しい?が、メディア関係で読者に対して直接的にうまく使ってると見受けられるものをまとめた。 ただ図にしているだけのものは面白みがないので記事を読んで「おっ!」とテンションが上がったものをあげている。

データ構造や前処理を考える時点でそれが可視化なんだよ!とか長くなりそうな話はここでは無しで。

The Pudding

pudding.cool

このメディアがマイブーム。話題がカルチャーよりで切り口が面白い。 何よりサイト上でデータの詳細を簡単に閲覧できるのが良い。インタラクティブ。 あとHipHopの記事はタメになる。

データ分析はR (初学者にはPythonを勧めてるが),可視化にJSのD3を用いてるっぽい。 D3.js - Data-Driven Documents ( D3のTutorialめちゃくちゃ充実している...! )

Huffingtonpost

Data Visualization | HuffPost

当然ソツがない。まあ大手だしね。大手なのに図表に止め絵が多いのはちょっと残念。

日経:Visual Data 〜データや映像で体感

vdata.nikkei.com 日本語で読めるというだけで高評価。内容も日本に寄っている。 わかりやすさに最も重きを置いている。お金がかかっていそうな作り。

Stockclip

Stockclip

決算資料に特化したサイト(よって簡易的なグラフが多い。) しかしコンサルティング資料のような考察によって付加価値が高い情報となっている。 凄い勢いで伸びてる成長株だと思う。


メディアじゃないけど面白いのも少し載せる。

Our World In Data

ourworldindata.org 取り扱う内容はアカデミックより。大学のプロジェクトだから。 データを見せるぞ!っていう意気込みを感じられるが、もう少し加工しても?

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)

Global Health Infographics

まあテーマがテーマなので独自性がある。 ここにあげたメディアの中で一番信頼性が高い数字(情報源)なのでは。笑

Music-Map

Music-Map - The Tourist Map of Music
Gnodというプロジェクトの一環。自分の好きなアーティストが既存の誰に似ているかわかる。 映画などもある。おそらく推薦システムのアルゴリズムと同じものを使って次元削減して可視化?(詳しくないので要勉強)

Musicmap

Musicmap | The Genealogy and History of Popular Music Genres

名前被ってて草。 以前自分のブログで取り上げました。

nazomem.hatenablog.com


全体のまとめとしては、
・データ自体が面白い
・記事が面白い
の少なくともどちらかが必要という誰でも知ってることしかいえない。とほほ。

この分野に必要なスキルとしては、
・企画(ネタ探し、データ収集)
・エンジニアリング(データ解析や可視化、サイト設計)
・デザイン(可視化、サイト設計)
・執筆(ライター)
線引きが難しいが、この流れのうち2つでも掛け持ちできると強い。(こう考えると博士持ちの人半端ない...)

欧米メディアはこの分野に関して進んでる印象。 データリテラシーが読み書きする人々全てに問われている。 多分、今後3D空間上の可視化が流行るので、この概念や手法も拡張されていくだろう。興味はある。

他にもいいサイトあれば紹介してください。
まとめってタイトルNaverっぽいからやめた方がいいのかね。

『イノベーション』をふわっと理解する本

イノベーション』って具体的にいうと結局何?

と疑問に思った我々はその謎を解き明かすべく、Amazonの奥地へと向かった。

しかし『イノベーション』ってタイトルに入ってる本が関係するとも限らない。

ではイノベーターが勧めている書籍の中に、ヒントが隠されているのでは!




導入終了。 ということで今まで読んだ中で有名な人が勧めてて評判も良く、かつ自分でも今まで読んできてイノベーションに関係あるのではという本を読み直した。勧めてたのが誰だったかは覚えていないが飲み屋で会った社長とかではない。 全部ありきたりだがそれほど感銘を受けた本を載せる。

黙ってシュンペーターの本を読むのがいいのだが…難しい漢字が多すぎ

イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

持続的イノベーションと破壊的イノベーションについて実際の事例を用いながら説明。 これを読むと新興企業のチャンスも存在しているんだなということがわかる。 実際にGAFAMは内部外部でゴリゴリ破壊的イノベーションを自主的に行なっているから恐ろしい。

Zero to One

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

主張がアツい。 筆者自身がイノベーターで、他の自伝などとは桁違いの圧がある。ただの逆張りでもない。 頭でわかっても実践できなさそうなこと、知力だけでなく肝っ玉や嗅覚が違うんだと感じた。

コンテナ物語

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナという一技術に着目して業界の変化や規制、複数企業の栄枯盛衰をまとめている。 技術、市場、制度がかけ合わさって業界全体が成長するということがわかる。コンテナ業界といっても少なくとも10年見ないと始まらない時間感覚かぁ。 こういう一技術に特化してその周囲を歴史とともに……という形式は面白い。

銃・病原菌・鉄(上)(下)

下のブログでも書いたが、感染症の伝播について一時期ハマってその際に感染症ということで読んだ。

nazomem.hatenablog.com

ある意味では鉄や銃も技術革新なのでここに。 個人や一企業、一国家だけではなんともし難い力学があるのかなと。少数のプレイヤーが牽引するものでもあるけど。 地理上の位置関係(地政学)は多分に影響することがわかる。



雑な紹介だけどメモ書きなので許して。 この4冊はそれぞれのジャンルで質が高めなので、下手な定義解説よりふわっと理解できた。

でも読むだけじゃなくて、行動でイノベーションに関わる何かを起こしてかないと何も意味ないんだよなぁ…(自戒)
ブログ書いてても自己満足以外の何ものでもない。 コード書きます。

ラップにおける三連符のフロウを学ぶ

読まれてない割にアクセスを見ていると、三連符についての注目が高いかもと思い。
文章化されたものが少ないと感じたので学んだことを。

下の文は全然ブームについて語ってなくてタイトル詐欺で反省。 nazomem.hatenablog.com

三連符ラップ

「流行りのフロウ」とバトルで聞くこともあるが、それはアメリカで売れるラップがこれを多用するようになったから。 三連符はBPM1が約130のあたりに対して有効なリズム。

このBPM130あたりが近年のEDMやTrap2のリズム。
ヒップホップといえばBPM90~110が主流だった。



ここで簡単な計算をしてみる。
BPM100で4つだと、100×4=400回。一方でBPM133に3つだと133×3≈400回。
曲のテンポは異なるが、言葉の間隔は変化していないため聞き取りやすさは同じ。

また三連符を適度に混ぜることでフロウに変化がつき、アクセントにもなる。
ここまで三連符で攻めた時代は未だなかったと思うが。

昔EDMの中でFlo Ridaがやってたのを思い出す。

代表的な例

日本人だとMummy-D,KOHH,Lick-Gとかがよくやっている印象。あとBAD HOP?。
日本だと事例が少ないので有名な海外のラッパーの曲をあげていく。 大御所はめんどいので略。

Migos

ヴェルサチ(Versace)連呼してた曲おもしろかったけど全米1位の曲を。 www.youtube.com

Desiigner

何言ってるか外国人もわからないため多くの人が歌詞を検索したらしい。 Panda,Panda,Panda,Panda. 客演の曲を貼る。 www.youtube.com

Lil Uzi Vert

歌ってる感じ。若さを感じる。この曲の半ばで。 www.youtube.com

XXXTENTACION

クリッピング3ミスってない?でも最近こういうの多い。 www.youtube.com

Logic

白人とか関係なくスキルはトップクラス、変幻自在のフロウの持ち主。
この並びだと文句が出そうだが、好きなのでのせたかった。 www.youtube.com

やってみる

誰でもお手軽に三連符できるのでは!?

とりあえず3文字や6文字で強引に踏んでいく感じ。
正直しっかり踏んでなくてもそれっぽく聞こえるはず。


「中身がない」「話ばかり」こいつただの「かましたがり」〜

慣れてきたら「ん」や母音を略す。


即興じゃなけりゃ「た(い)した」ことない 「わり(ー)が」ここじゃ通用し「ないな」 「価値観」言葉「感じた」ままに 「吐き出」してく俺は「バ(イ)リ(ン)ガ(ル)」

→そのあと英語で適当に喋ると帰国子女っぽくなる

慣れたら言葉を増やしたり抜いたり伸ばしたりして崩していける。
あとは疲れたら音の隙間にyahとかahとかいう。

レッツ三連符。 新進気鋭のラッパーの気分に!



…帰国子女じゃない。バイリンガルなりたい。
あとそもそも最近の流行りってラテンかも。グライムも根強い。
フロウについても譜面に起こしたのを書きたい。図解の方がわかりやすそう。


追記(2017/9/16)

www.youtube.com

上記の動画で歴史が軽く語られている。 Bone-thugs-n-harmonyも頻繁に取り入れていたことは聞いてたのにわからんかった。 このVoxというYoutubeチャンネルは取り上げるテーマが様々で面白く、英語の勉強にもなってオススメ。


  1. BPM … Beats Per Minute. 一分間に何回拍の数があるか

  2. トラップ (音楽のジャンル) - Wikipedia

  3. 音のピーク部分が潰れること。歪む。