Nazomem

謎をなぞっていくブログ

ミックホップを聞いとく必要性

韻を踏みたかった、一旦、深呼吸。

概要

ミックホップとは (ミックホップとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

初音ミクを代表とするボカロでラップさせる。 なぜ今更書いてるかというと、ハチの『砂の惑星』がR指定っぽいフローで攻めて来たから本流をまとめときたいと思った。
ニコラップよりも、ヒップホップを偏愛している人が作っている印象。 ヒップホップは猿真似と言う人もいるが完全に日本オリジナル。ジャパナイズ。

いっとくが定番曲は一曲なので必読ならぬ必聴。 実力派7名。
初音ミクの証言』

www.nicovideo.jp

気になったライムとフロウの人のマイリスにでも。トラックメイカーも鬼才。
もちろん他にも試行錯誤している人は多いため検索検索。

例えばこの前KOHHはIAで(TeddyLoidの好み? )、ヤーヤー言わせていた。
KOHH - 働かずに食う(I don’t work)

www.youtube.com

面白いとは思ったけど動画が見辛い。再生回数は伸びてないので多分不評。笑
偏見だけどボカロ愛はなさそう。

懸念点

魅力をしつこく言いたくなるが、見過ごすことができない点も挙げとく。

  • 声が高い
    あまり例がないので耳に慣れるまで時間がかかる。正直低い黒人声があってもいい気もする。

  • アングラすぎ
    ニコニコ×ヒップホップというどこまでも相性の悪い二つがかけ合わさったため味方がいない。 そしてどちらの村も…

  • 曲(トラック)が今どきではない
    当然良いことでもあるが、日本の古き良きヒップホップをベースにした文化系色が強い。 黒いリズムやスカスカの音に乗せるものとかも聞いてみたい。


深層学習(Deep Learning)とやらのせいで、隠れマルコフモデルを使っているボカロではなく完全に人間に寄せた声が人工歌声として席巻する可能性がある。しかもラップは海の向こうでは大人気なため、そういった研究も進むだろう。ラップ技術としてボカロは一個飛ばしになってしまうかもしれない…。それはそれか。

参考資料
WaveNet: A Generative Model for Raw Audio | DeepMind
Deep Voice: Real-Time Neural Text-to-Speech for Production - Baidu Research

そもそも日本でヒップホップが流行ってない。
フェスですらラッパーは元が取れないため、日本にバンドやポップスしか海外から来ない問題なんとかしてくれ。

P.S.
MIC握ることもなく偉そうに書いてしまった。
ヒップホップと金◯恩で踏める。It’s a joke.